「お金を請求できない…」アーティストのよくあるの悩みと、その解決策
こんにちは、タナカナミです。
今日は、たくさんのアーティストがぶつかる壁。
「お金を請求できない問題」 について、お話ししたいと思います!
実はこれ、わたし自身もずーっと悩んでいました。
「この作品、いくらで売ればいいんだろう?」
「値段を伝えて、高いって言われたらどうしよう」
「せっかく依頼してくれたのに、お金の話をするのが気まずい」
そんなふうに考えてしまって、結局、自分で値下げしたり、タダであげてしまったりする こともありました。
でも、これってアーティストあるあるなんです。
だから、「どうしたら自分も納得できる形でお金をいただけるのか?」を考えて、少しずつ工夫してきました。
今日は、わたしが試してよかった「お金の請求がラクになる方法」をご紹介します!
① まずは「予算」を聞いてみる
「この作品、いくらですか?」って聞かれると、答えにくいことってありませんか?
特にふわっとした依頼のときは、どのくらいの価格を提示すればいいのか迷いますよね。
そんなときは、相手の予算を先に聞いてみる のがオススメです。
例えば、
「どのくらいの予算で考えていますか?」
「ご希望の金額のイメージはありますか?」
と聞いてみるだけで、相手の考えがわかるので、お互いに無理のない価格を相談しやすくなります。
② できることと、できないことをハッキリ伝える
「このくらいの金額でお願いできますか?」と聞かれたときに、無理に引き受けてしまうと、後から大変になってしまうこともあります。
なので、最初に「できること」「できないこと」をしっかり伝えるようにしました。
例えば、
「その予算内でできるのは、○○の範囲になります!」
「この金額だと、○○は難しいですが、△△ならできます!」
というふうに伝えると、相手も納得しやすくなります。
③ 「モヤモヤする金額」で売らない
わたしが一番大切にしているのは、自分が納得できる金額で販売すること です。
「ちょっと安くしすぎたかも」とか、
「この価格で引き受けてよかったのかな?」
そんな気持ちのまま作品を渡してしまうと、あとで後悔してしまうことがあります。
だから、「自分が気持ちよく受け取れる価格」を決めておくこと が大事。
「それならお願いしたい!」と言ってくれる人に届けたほうが、きっとお互いに幸せになれると思います!
④ 最初は安くても、少しずつ価格を上げていく
最初から高い金額をつけるのは勇気がいるものです。
なので、最初は少し低めの価格設定でもOK!
ただし、「少しずつ価格を上げていく」ことを意識する のがポイントです。
私も昨年ストアカのオンライン講座を60分1000円でスタートしました。
一見すると安すぎますが、自分の実績を積むために受講者100名までは1000円ってことにしました。
今は2000円で開催していますし、今年の4月からは3000円に変更します。
・実績が増えたら、価格を少しずつ上げる
・「この金額なら気持ちよく販売できる」という価格を探る
こうして、自分の成長とともに価格を調整していくと、自然と納得できる金額で販売できるようになっていきます。
⑤ 見積書を作って「サクッと渡す」習慣をつける
昔は、値段を伝えるのが苦手で、口頭で「〇〇円です」と伝えるのにもドキドキしていました。
それになかなかお支払いいただけない場合もあって、どのように催促したらいいのか分からずにいました。
でも今は、すぐに見積書を作ってお渡しする ようにしています。
そうすると、相手も「この作品(サービス)は、このくらいの価値なんだな」と理解しやすいし、
こちらも落ち着いて金額を伝えられるので、お互いに気持ちよくやり取りができます。
そして、作品を納品するときは、請求書も一緒にお渡しする。
最近は、見積書や請求署を作るのが当たり前になって、お金を請求することへの抵抗感がなくなりました。
高いから安くしてと言われた李、逆に高額提示されたら…?
値段を伝えたときに「ちょっと高いから安くして」と言われたり、
逆に、自分が「高い…!」と感じる金額を提示されたりすることもありますよね。
そんなときにオススメなのが
「マネージャーがいるように見せる」作戦!
自分一人で「どうしよう…」と悩んでしまうと、勢いで値下げしたり、断れなくなったりしがちです。
でも、「経費については自分ひとりでは決められない」という雰囲気を出すと、グッと対応しやすくなります。
例えば…
「担当に確認します」
こんなふうに伝えるだけで、「即答しなくていい」状況を作れます。
わたしのコミュニティのメンバーも、実際にこの方法を使って「冷静に考える時間」を確保している方が多いです。
その間に私に相談して、「本当にその価格でいいのか?」をじっくり考えてから先方に返答できるので、
無理な値下げや、高額セミナーなどの誘いを断りやすくなります!
大事なのは「自分が納得できる形」にすること
アーティストとして活動していると、お金の話って本当に苦手で悩みますよね。
でも、少しずつ工夫していけば、
「気持ちよく請求する」
「ちゃんと自分の価値を大切にする」
ことができるようになっていきます!
わたしも、最初は本当に苦手で精神的に苦痛でした。
でも、少しずつ「こうしたら精神的にラクかも?」を積み重ねて、
今ではスムーズにお金の話ができるようになりました。
もし「お金の請求、どうしたらいいんだろう?」と悩んでいたら、
ぜひ、今日の内容を参考にしてみてくださいね!
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