アーティストの『迷子現象』
周りの意見を聞きすぎると逆に迷子になる
これ、私が人生で何度も経験した現象です。
初めての迷子は大学受験。
美大には進学すると決めていたけど、何学部を選べばいいのか?
美術?デザイン?工芸?
そもそも違いもわからない…..
塾の先生に相談するけど、自分が何を学びたいのか、何を目指しているのか、そもそも自分でも分かっていない。
だから、アドバイスをもらっても余計に混乱してしまう。
結局、迷いながら志望校を決めて受験した結果、第一志望の大学には不合格でした。
その後、学生時代の卒業制作でも迷子になりました。
自分が作りたいものと先生の意見が噛み合わず、どっちを優先すべきか悩みすぎて円形脱毛症に…。
私が専攻していたのは実用性も求められる陶芸。
だから「作品としての表現」と「使えるものとしての価値」の間で、さらに迷いは深くなりました。
この経験から学んだのは、他人の意見はあくまで“参考”であって、自分の軸を見失わないことが一番大事だということ。
周りの声に耳を傾けるのも大切だけど、それで自分が何をやりたいのかが曇ってしまったら元も子もないんです。
悩むことはアーティストにとって大事なプロセス。
でも、迷子になりそうになったら、立ち止まってこう問いかけてみてください。
「自分は本当に何を作りたいのか?」
ちなみに、私の元にはコンサルや家族、SNSの意見などに振り回されて、
悩みを抱えたアーティストの方々がたくさん相談に来られます。
だからこそ言いたいんです。
他人の意見は参考にしてもいいけど、最後に決めるのは自分自身。
そして、あなたの声こそが一番の答えです!
他人の意見に振り回されるのはもうやめて、自分の声に耳を澄ませてみてくださいね!
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