器用貧乏を武器に変えるヒント
私は、若い頃から「器用貧乏だね」とよく言われてきました。
絵を描いたり、ものを作ったり、多くのことができるのに、忙しいばかりでなぜかお金がなかったです。
「どうしてこんなに忙しいのに、忙しいだけで終わってしまうのだろう?」と、自分自身でもずっと不思議に思っていました。
器用貧乏とは?
「器用貧乏」とは、一見すると多才で何でもできる人が、かえってその才能を活かしきれずに苦労する状態を指します。
特にアーティストや作家の場合、いろいろなジャンルの仕事に手を出しやすい反面、一つの分野に集中しきれず、結果として成果や収益が伴わないことがあります。
忙しいのに「貧乏」な理由
私自身の経験を振り返ると、以下の理由が挙げられると気づきました。
1. 収益化を考えずに手を動かしていた
「これが売れるだろう」「これが求められているだろう」といった視点よりも、「これを作りたい!」という感覚で動いていました。
その結果、時間をかけた作品や活動が十分な対価に結びつかず、忙しいだけで終わってしまうことが多かったです。
2. 自分の価値を安売りしていた
「自分の作るものは、これくらいの価格でしか売れない」と思い込み、無意識に価格を低く設定していました。
また、仕事を引き受けすぎて自分の時間を削り、実際の価値以上に労力をかけてしまうことも多々。
3. 方向性が定まらず分散していた
あれもこれもできる分、全ての可能性を試したくなります。
その結果、一つの分野で専門性を築く時間が取れず、幅広く手を出しては終わり、というサイクルに陥っていました。
器用貧乏から抜け出すためのヒント
器用貧乏と言われる自分自身を責めるのではなく、その器用さをどう活かすかが鍵です。
以下は、私が気づいたいくつかのポイントです。
1. 「何のために作るか」を明確にする
自分のスキルや作るものが、どんな人にどのように役立つのかを考えました。
ただ「作りたいから作る」から一歩進み、「誰のどんな問題を解決できるのか」を意識することで、自然と収益化への道が見えてきます。
2. 優先順位をつける
やりたいこと全てを一度に手がけるのではなく、今集中するべきことを選びました。
「何でもできる」自分にとって、あえて選ばないことは勇気がいりますが、それが結果として大きな成果につながります。
3. 価値を適切に評価する
自分が提供している価値を見直し、価格設定や仕事の受け方を調整しました。
安売りしないことで、少しずつ「忙しいだけ」から脱却することができました。
器用さは貧乏の原因ではなく可能性の宝庫
「器用貧乏」と言われることに悩む必要はありません。
「器用貧乏」は、可能性がたくさんあるということの裏返しだと思います。
ただ、その可能性をちゃんと整理して、方向性を定めることで、忙しいだけで終わらない活動に変えていけます。
私自身、いまだに新しい挑戦をするたびに迷うことがめちゃくちゃあります。
でも、少しずつ「貧乏」ではなく、器用さを活かせる道を歩んでいると信じています!
同じ悩みを持つ方が、新しい一歩を踏み出せることを願っています。
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